大坂なおみ・強さの秘密

2018.09.10 運動

テニスのグランドスラム全米オープンで大坂なおみが優勝しました!
天然 かつ忍耐の苦手だったなおみ選手が、頂点を極めることができた理由
それは「副交感神経」です。

 

緊張する本番で最高のパフォーマンスを出せるかどうかこれがスポーツ選手に求められる素質
なおみ選手は高い集中力を保ちながら心はリラックスしていた
いわゆるゾーンに入っていたのでしょう。

 

高い集中とリラックスこれは副交感神経のなせるわざです。
副交感神経が活発になると呼吸がゆっくりになったり冷静でゆとりが生まれます。
逆に、行動からも副交感神経を活発にすることができる。
たとえば、エレベータに乗るときに「お先にどうぞ」と笑顔で言う。
われ先に乗り込む人よりも心に余裕が生まれて副交感神経が活発になります。

なおみ選手は試合前のインタビューでセリーヌ選手に対して「I love you」と言っていました。
これはインタビューの流れでつい口にしたのだと思いますが、この言葉で副交感神経が活発になった私はそう感じました。

もちろんサーシャコーチのアドバイスも、落ち着いて、余裕をもって、笑顔で、と副交感神経を上げる内容のようです。

余裕と思いやりのある態度で高い集中力とリラックスが生まれる。
大坂なおみ選手のようなNice performance でいきましょう。

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。