マヤの王はカカオで長寿

2019.12.09

マヤ文明は謎に満ちている

インディージョーンズの映画のごとく
イケニエの風習があり
ピラミッドの上で心臓を太陽に捧げるなんて
とんでもない驚き儀式が毎日繰り広げられていたり

マヤ歴が終わると地球が滅びる
なんて不安がっていたこともあったな~

そのマヤの王様が実はかなりの長寿だったらしい。

* * *

今から2000年くらい前
マヤ人で90歳を超える王様がいた

遺跡研究によると

主食はトウモロコシ
そこにカカオを加えて
時には唐辛子を加え
または砂糖を加え、お湯で混ぜて飲んでいたらしい。

カカオには交感神経を高める
つまり元気になる効果がある。

そのほかにも心臓、膵臓、肝臓、筋肉など
様々な臓器の機能を高めてくれる(らしい)

 

マヤの地域は気温が高いため
固形のチョコレートにはならない

裕福な人は
思い思いのスパイスを加え
カカオドリンクを楽しんでいた。

王様専用のドリンクの器も出土されている。

長寿のマヤ王にあやかるために
高カカオチョコを食べるって

ありかもしれませんね

ちなみに
カカオ栽培は土地の豊かさにも貢献している。

アサイー、ココナッツ、バナナなどを
カカオの木と一緒に植えることで

カカオの落葉量が肥料になり
集まる鳥も恩恵を与えてくれる。

アグロフォレストリーです。

カカオに有利な情報ばかり集まるのは
チョコが好きなせいかな

一方
鉄不足の人はチョコが好き、という傾向がある。

もちろんカカオは交感神経を刺激するから
寝る前に沢山たべるのはNG

カカオの健康効果、目が離せません。

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。