予防医学と唱えるだけじゃだめ

ウォーキングサッカー
2019.11.29CONTENTS

前橋で薬局を6店舗経営している株式会社「折り鶴」が、面白いことを始めた。

それは、「らしくる」というカフェを中心に、検査や栄養相談など処方箋以外のサービスを展開するというチャレンジングな内容。

薬剤師はもっとなにか出来る

井上さんは、100年続く薬局の社長であり薬剤師さん。

処方箋の収益増加が今後はきびしくなる昨今、柔軟な発想で「薬剤師の新しい価値」を創造し、新たなサービスを模索している。

病院に併設のカフェには、カカオポリフェノールたっぷりのホットチョコレートや、ナイトロコーヒーという美味しい飲み物もある。これがどっちもかなり美味しい。(これは後日丁寧に書きます。)

しかし、主軸は予防医学的な検査、栄養相談になるのかもしれない。

そして、地域のコミュニティを活性化して、健康意識を高めたいという。その一環として、11月の寒い夜にウォーキングサッカー体験会を企画した。

運動の提案としての”群馬初”ウォーキングサッカー

薬局が主催する運動イベントと言えば、転ばないための高齢者向け体操のイメージが強い。

まじめで、ちょっと面白みに欠ける。

しかし、井上社長は私の提案のウォーキングサッカーをすんなり受け入れてくれた。

夜しかも野外で、参加者が少ないかと思っていたが、ふたを開ければ30人近くの参加!

小学生から50代後半までの男女

普段何かを一緒にすることはまずないだろう、という集団です。

アモール東京の佐藤祐子さんの楽しい進行であっという間の2時間弱でした。

ウォーキングサッカーは、年齢男女経験がバラバラでも楽しめる、というのが特徴。

この笑顔を見れば、楽しかったのは一目瞭然ですね。

たった1時間半で5000歩

私が昨日歩いた歩数は13000歩

これは、午前中都内を歩いたり、新幹線の移動なども入っている。

携帯を持っている人に、サッカー時間中の歩数を聞いたら「約5000歩」だった。

この表情、ついつい歩いてしまうのが、わかりますよね。

運動の重要性のセミナーを開くよりも

実際にやってみて、大笑いしながらボールを蹴って

やれ、股関節が硬いとか

終わったら肩が楽になったとか

「自分で気づく」これが本当の価値だと思う。

偉い先生を読んできて、座学をするのもいいけれど

体験を提供することの尊さを感じた。

薬局主催のイベント、どんどんやりましょう。

家族のコミュニケーションが地域に広がる

参加された折り鶴薬局、群馬銀行、インプロブの方から「楽しかった、またやりたい」という声があった。

参加者の声

親子参加のお子さん➡みんなに名前を呼ばれたことで不安が減り、温かい気持ちになった。

親子参加のお父さん➡敵のチームともハイタッチしている息子の姿に、ラグビーのワールドカップが重なった。

サッカー未経験の女性➡とにかく楽しくて、自分でもできたのがうれしい。

小さなことを認め合い、可能性をたたえあう。

地域の健康に貢献、という大きなことも、家族のような小さな単位からコツコツですね。

 

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。