体重のセットポイント

2018.01.01 ダイエット

みなさん子供の頃のお正月はどんな風でしたか?
私の実家では親戚が集まり、母の作ったおせち料理を食べながら、夜遅くまで飲んでしゃべって
大人は麻雀、子供は百人一首、まさに昭和のドラマのワンシーンでした 笑

お正月になると普段と比べてどう考えても沢山食べます。
私も中学の多感な頃にさすがに太ったわ、と元旦から体重計に乗っていました。

ところが増えた体重も数日たつといつもの体重にちゃんと戻るのが不思議でした。
私ってすごい!と思ってましたが、これは私だけでなく「体重のセットポイント」のおかげ

脳は一人一人の-体の動き-食べ物-食べる量をモニターしています。

そしてモニタリングをもとに、とりあえずの体重を決めてくれます。
だから三が日に沢山食べようが、数日たつといつもの体重に戻っているんですね!

ですから、せっかくのお正月安心してご馳走を楽しんでください。

 

ところが、三が日食べまくっても問題ないのですが、1週間も続くと脳の方も考えを変えてきます。

「この人、なんか生活が変わったよね?」
「セットポイント、上げましょう」

そうやって脳がセットポイントを上げ続けると・・・想像したくありませんね。
お正月のご馳走はたっぷり楽しみ、日常を脱出してストレスを発散!
そして4日目からは通常の食事や運動量に戻しましょう。

これが合図となって「いつものセットポイントに戻そう!」と脳が指令を送ってくれますよ。

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。