低血糖は悪者だった!

2020.05.25 健康・美

低血糖は悪者?

低血糖と言う状態が非常にカラダに悪いということ
なかなか受け止められませんでした。
だって、高血糖より低血糖の方が体によさそうじゃないですか

もちろん、糖質摂りすぎはカラダによくないです。
でも、血糖値が下がっている状態もそうとうカラダに悪いのです。

副腎から戦うホルモンが!

血糖値が下がると、一般的に、肝臓のグリコーゲンを使ったり
糖新生という合成経路で糖を作ったりして
なんとか血糖値を上げます。

ところが、それらの仕組みがうまく働かない時
血糖値を上げようとして、副腎からアドレナリンが出ます。

アドレナリンがでると敵と戦うモードになり血糖値も上がります。
しかし、筋肉は緊張し、なんと言ってもこの状態が続くことで副腎が疲労してしまいます。

寝ている時は食べないから、血糖値が下がり気味になります。
すると、アドレナリンを出し血糖値を上げることになる。
寝てる時でも戦いモードになるから
食いしばりや肩こりにつながり目覚めも悪い。

えーー最悪じゃないですか低血糖!
糖の合成がうまい人はいいけれど苦手な人は低血糖にならない様にいくつかの対策がマスト

お腹がすいたらでんぷん

たとえば、夕方お腹が空いてきたら「でんぷん」を食べる。
小さいおにぎりや焼き芋何かがおススメ。
そうすると血糖値はゆっくり回復して、アドレナリンを浪費しなくてすむ。

缶コーヒーやお菓子はズバリお砂糖だから避ける方が無難です。

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。