バターコーヒーが美味しすぎる

2017.12.25

突然ですがバターコーヒー飲んだことありますか?
作り方はいたって簡単、コーヒーにMCTオイルとグラスフェッドバターを加えブレンダーでしっかりかき混ぜれば出来上がり。クリーミーで本当においしいんです。

作り方はこちらを参考に

そもそもバターコーヒーって何?
MCTオイルって何?
いったい何にいいの?

事の起こりは2015年秋に発売された「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」という本
著者はシリコンバレーで成功したIT起業家のDaive Asprey
お金は手に入ったものの肥満・体調不良に苦しみ自ら世界の健康法を研究。

この本にはDaiveが考案した「やせて集中力が上がる食生活」が事細かに書かれている。
完全無欠コーヒーはここで紹介され一大ブームになりつつあります。これがバターコーヒーの正体です。

バターコーヒーって言うけれど主役は「MCTオイル」なんです。
MCTは中鎖脂肪酸の英語medium chain triglyceridesの頭文字をとったもの。
なぜダイエットにいいのかというと糖質制限をしながら朝食をバターコーヒーにすると昼まで脂肪が燃焼されて速くやせるから、と書かれていますが、糖質制限の効果なのか、MCTオイルの効果なのかは不明な部分もあります。

バターコーヒーには糖が含まれないので血糖値も上がらず、腹持ちがいいんですよ。
血中コレステロール値も上がりません。
MCTは飲むとすぐに肝臓で分解されてケトン体という物質になります。糖の代わりにケトン体をエネルギー源として使うようになると疲れもとれます。

美味しく飲むポイントはブレンダーでしっかりと乳化すること。
クリスマスの自分へのご褒美にバターコーヒーセットありかもしれませんね。

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。