マタニティ―ブルーとお魚

2018.09.03CONTENTS

松江で開催された日本脂質栄養学会に参加しました。
新しい考え方や情報に出会い、遠くまで行ったかいがありました。

今日はその中から妊婦さんのうつの予防についてご紹介。

学会全体を通して魚油やえごま油に関する発表が多かったです。
これらにはn3系不飽和脂肪酸が多く含まれています。
今まで何度も出てきている亜麻仁油にもn3系不飽和脂肪酸が入っています。

 

実は、妊婦さんがお魚、えごま油、亜麻仁油を摂らないと
抑うつの危険性が高まります。

特に、妊娠中期から後期
この時期はメニューに魚を加えて魚油を取るようにしましょう。

そして、魚を食べることはお母さんのメンタルだけでなくて
胎児の脳の発達にもプラスになります。

妊婦さんは自分の脳よりもお腹の子供の脳の発達を優先します。
だから、妊婦さんの脳のn3系不飽和脂肪酸量が減ってしまうんです。

自分と胎児の二人分の脳のために
n3系不飽和脂肪酸をしっかりとりましょう。

でも、魚には水銀が含まれていて厚労省からもあまり食べないようと言われてるけど・・

確かにそうです。
でも、気を付けるべきお魚はマカジキ、マグロ、イルカ、鯨など
生態系の上の方の生き物。
アジ、サバ、サンマ、カツオなど特に注意は必要ありません。

 

先日ご紹介したサバの缶詰もOK
お魚を極端に食べない若い女性に自殺が多いというデータもあります。

ダイエット中は摂取エネルギーが減らないように良質の油を摂るのですが
魚食をすることで抑うつ防止も期待できます。

今日の夕飯はお魚で決まりでしょう。

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。