分食してますか?

2018.08.13 ダイエット

今日は帰りが遅いな~夕飯どうしよう・・・
そんな時に役に立つ情報あります。

夜の9時に帰宅してご飯、トマト、ホウレン草、主菜(主菜はおかず)を食べた時と夕方6時にちょっとフライングしてご飯とトマトを食べ、9時にほうれん草と主菜を食べた時の
血糖値を比較します。

すると、フライングした時の血糖値は
21時に全部を食べた時よりも「血糖値の上昇が低い」ことがわかりました。

つまり、太りにくい。これが分食の効果です。

夕飯を2回に分けて食べてます。
夕食の糖質量も大きくかかわってくるので一概には言えませんが
分食という考え方現代人には必要だと思います。

 

従来の栄養学はこの栄養を何グラムとればこうなるというもので
時間の概念はゼロでした。

時間要素を加味した栄養学を「時間栄養学」と言います。

人間は1日のホルモン濃度を上下させて身体の調整をしています。
たとえばメラトニンは明け方4時にピークを迎えその後徐々に減っていくとか・・・

こういう体の仕組みを理解して栄養を摂取すること、大事です。
カラダの営みを無視しちゃうとやっぱりいつかガタが来る。

現代人の働く時間と食事の時間上手く工夫できるといいですね。
論文の著者は京都府立医科大学の福井道明先生
Diabetes Res Clin Prac 2017; 129:206-212

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。