NHKスペシャルで低糖質はキケン!
2020.01.13CONTENTS
昨年の11月久々にアンチ低糖質ニュースがNHKスペシャルで放映
糖質が総カロリーの60%の群と35%の群で比較したところ糖質が少ない方が総死亡率が1.3倍高い!糖質制限はキケンという衝撃的な内容これはウソ?ホント?私は、本当なんだと思います。ここで問題になるのは論文の信頼度糖尿病学会のガイドラインでは論文の信頼度を次の5段階で評価しています。
レベル1+ 質の高い(症例数が多いとか、二重盲検など)ランダム化比較試験。
レベル1 それ以外の比較試験
レベル2 前向きコホート(これからデータを集める試験)
レベル3 後ろ向きコホート(過去のデータの解析)
レベル4 症例報告のまとめなど要するにレベルの高い研究が多い方が信頼できる
ということ。Nスぺで発表していた研究はレベル2糖質制限の創始者の江部康二先生によると「糖質制限はキケン」という論文は最高でレベル2一方「糖質制限が体にいい」という論文はレベル1+やレベル1が数多く発表されています。総合してみると糖質制限は体にいいということはある程度、信頼できそう!研究結果には反対のものなんてざらです。私が研究したカフェインも「うつに効く」論文と「うつになる」論文どちらもありました。(当時、相当悩みました)数が多くて信頼できそうな論文は「カフェインはうつに効く」の方でした。マスコミに一喜一憂せず俯瞰してみる力が必要です。