健康なデブはいない
2019.03.30 ダイエット
今日は「白くてぷよぷよした」あいつ、脂肪細胞の話です。
ただただ丸くて「油をため込むしか能がないんです」そんなイメージなのに
実は、脂肪細胞には多くの物質の生産ラインが完備されています。
そして、作られる物質には真逆の性質があることがわかっている。
本当にジキルとハイド!
脂肪が少ない時は「いいホルモン」が放出されます。
「食べすぎに注意してくださいね」なんて気配りしてくれちゃいます。
これがレプチンというホルモン。
「もうお腹いっぱい!ごちそうさま」と脳に指令を出し、ダイエットを応援する。
ところが、仲間が増えて集まってくるとだんだん悪くなって
「どんどん食べろ~」「血圧もあげちゃうぞ」「血管硬くていいよね。」
こんなことを言い始める。
あんなに好青年だったのに数が増えるとヤンキーになり
病気になるように仕向けてくるなんて!
これが脂肪細胞の正体。
いやですね~
「おれ、健康なデブ!」な~んて言っている人いませんか?
「あなたの脂肪細胞 ひどいホルモンだしてますから~」
脂肪は今や立派な臓器です。
こんな脂肪なくてもいいって思うでしょ?
でも、全くないのも体に悪い、つまり「いいホルモン」も作られない。
ということは、標準体型を目指すのがやはり正解ということでしょう。