筋肥大に有酸素運動も効果あり

2019.03.10 運動

体に一つしかない臓器(心臓や肺や肝臓)とちがって、筋肉はあちこちについている。
それだけに、あまり意識しないどころか、筋肉はあまりないほうがいいと思う人も少なくない。

ところが、中高年から初老になるともっと筋肉が欲しくなる。
転んだことをきっかけに寝たきりになり認知症に
高齢の親や祖父母を持つ人は身近によく聞く話だと思います。

 

バランスを崩したときに、転ばずに持ちこたえられるかどうかは筋肉量が関係しています。
「筋肉量」はトレーニングで増えます。

筋肉量を増やすにはやはりレジスタンストレーニングいわゆる筋トレが最も有効。
しかし「筋トレは苦手」という方も多いのでは。
実は有酸素運動でも筋肥大は起こるという研究結果があります。

 

速歩、ジョギングの習慣をつけることで筋肥大につながるだけでなく
ミトコンドリアが増えるために疲れにくい体になります。

筋肉は25歳をピークに徐々に減っていきます。(25歳ですよ!)
レジスタンストレーニングでも有酸素運動でもお好きな運動を楽しく続けて全身の筋肉を増やしてほしい!
最近はスポーツクラブで部位別の筋肉量が測定できます。
ご自身の筋肉量を測定すると数値目標を立てられるから運動の目安になすのでおススメです。

「筋肥大」を意識しましょう!

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。