ご飯の発がん性は気にしなくていい

2019.12.23

お米に発がん性物質が入っていることはご存知ですか?

いまさら言われても・・・と思いますよね
無機ヒ素という物質です。

日本人の長寿さを見るとお米からの摂取量はそれほどの影響はなさそうです。
しかし、玄米だとどうでしょうか?

白米よりもビタミン、ミネラルが多く体によさそうだけれど
無機ヒ素の含有量は多いのです。

プラスもマイナスもトータルで考えるのが科学です。
白米か玄米かの論争は科学者でも意見が分かれるそうです。私は便利さをとり白米派です。

 

しかし「ひじき」となると話は別。
私はひじきを買って料理することはありません。
なぜなら日本人の無機ヒ素の最大の供給源がひじきだからです。

ちょっと食べる分には問題ありませんが、積極的にはとらない。ど

んなものでも極端に多く食べれば毒性が現れます。
砂糖だって塩だって多量に摂ると死に至る。

しかし、少量加えることにより料理をぐっと美味しくしてくれます。
お米に発がん性の無機ヒ素がと聞くと驚いてしまいますが
トータルで科学的に考えれば問題なく食べてよしと、私は考えます。

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。