食べるならトノサマバッタ
2020.08.31 食
食べるならトノサマバッタ
アグリバイオという雑誌の「研究者の広場」というコーナーに
昆虫食という気味わるそうな投稿があり
こわいもの見たさで読みましたが
井内良仁先生(山口大学)の昆虫食への愛があふれていて
あっという間に引き込まれました。
バッタは見て分かるように
小さいのにジャンプ力があって
私もひそかにタンパク量がすごそう・・・と感じていましたが
やはり、牛豚鶏に負けない素晴らしアミノ酸組成だそうです。
不飽和脂肪酸もビタミン類も牛肉超えの種もあり
カルシウム、マグネシウム、リンもカタクチイワシ以上で豊富
我が家の犬がお散歩で食べる「蝉」ですが
さほど栄養がない所をみると
樹液を吸う蝉よりも
草を食べる虫がいいようです。
極めつけはトノサマバッタの「フン」
本体がよければフンもいいってことか??
腸内細菌もよさそう!
中国ではカイコのフンをお茶にして飲んでいたし
パンダのフンのお茶も高級茶らしいですね。
それにしてもバッタだと飼育場所も狭く
エサも少なくていい
おまけにフンまでお茶になる
ビジネスにしたら間違いなしなんだけどね・・
ちなみにセミはエビのしっぽみたいで
ポテトチップスのような軽い口あたりだそうです。
昆虫食が世界を救う日は来ますね。
覚悟しておきましょう。