風邪を早く治したい時なに食べる?

2017.11.27 健康・美

風邪をひいている方が増えてきましがみなさんはいかがお過ごしですか?

今年の9月15日に厚生労働省から
「インフルエンザワクチンの接種は13歳以上の人は1回に周知徹底」
という通達が出ています。
1回でいいならラッキー!って喜んだ方もいるのではないでしょうか。

 

インフルは薬で1週間程度で治せますが、風邪をこじらせた方が長くかかることがありますよね。
先日、お世話になっているウェブ集客コンサルの友人から質問されました。
「1日も早く風邪を治したいんだけど 何を食べればいいかな?」

ビタミンCは?やっぱりビタミンB群でしょ?
いろんな意見がありますが・・・なんだと思いますか?

 

答えはズバリ「何も食べない。」
栄養がなくて大丈夫ですか?って言われますが問題ありません。
何も食べないのがどうしていいのか。
これは、内臓が休まって消化のエネルギーを節約でき、その分、ウイルスとの戦いにエネルギーを回せるからです。
途切れなく食べているといつも消化管は働いています。
寝る前に「小腹が減った~」と何か食べたりすると、寝ている間に消化管は残業して働いています。

 

みなさん、最近「うわ、お腹すいたぁ~~~」って感じたこと、何回ありますか?
思い返すと、意外と少ない人が多いと思います。

子供の頃は、お腹がすいた状態で2時間くらい遊んでいませんでしたか?
食べない時間が長いと消化管は休まり、回復して脂肪は燃えて消えていきます。

ダイエットのセオリーが体調管理にも役に立ります。

小腹が減るとすぐにコンビニという生活は胃腸に負荷がかかります。
例えて言うとようやく仕事が終えて一休みと思ったら
上司が「これもやっといて!」と書類の山をドサッと机にみたいな感じでしょうか 笑

 

風邪を早く治したいとか少し疲れてるかな、という時は自主的にプチ断食が一番の薬です。
注意点は、水分はしっかり摂ること。「ほうじ茶」が私のおススメです。

注)低血糖気味の人には、空腹はお勧めしません。まめにでんぷんを取って、血糖値を安定させましょう。

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。