コラーゲンはちゃんと吸収される!

2018.04.23 健康・美

先週は、ダイエットをしても骨密度が減少しないように食事に気を付けよう、という話でした
そこで、カルシウムに加えてコラーゲンが重要と書きました

「コラーゲンは体内で分解されて タダのアミノ酸になるから お肌や骨に届くなんて真っ赤なウソ!」
私はずっとそう考えていましたが・・・
ところが城西大学薬学部の真野教授がこの考えを覆して下さいました。

 

「コラーゲンをとっても ちゃんと肌に届いて 肌のコラーゲンが増える!」ブラボーー!!
実はコラーゲンがそのまま届くのではありません。
コラーゲンは体内で分解されコラーゲンペプチドという小さな仲良し二人組になります。
手をつないだ二人組が血液に入って、体中を駆け巡る旅に出ます。

そして、皮膚に届いて「コラーゲンを作りなさい!」と指示して、真皮のコラーゲンが増える、こういうメカニズムです。
お肌プルプル、シミもバイバイ。

骨に届いても「コラーゲンを作って!」と指示して、骨の皮質骨などのコラーゲンが増えて弾力性が増加します。

また、血管に届いても「コラーゲンを作れ!」と指示して、動脈硬化が改善されます。

筋肉に届いて、筋肥大が起こる。注)

これはなかなかすごい話です!小さな仲良し二人組とは(プロリン+ヒドロキシプロリン)と(グリシン+ヒドロキシプロリン)論文を見ると1日5g以上は摂ったほうがいいようです。
このコラーゲンは、ニッタバイオラボの商品、コラゲネイドとして発売されています。

ニッタバイオラボのサイト

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。