朝はダイエットのためにグラノーラにしています。男性からこの言葉をよく聞きます。カルビーから糖質25％オフのフルグラが出たのも、このあたりのニーズに答えたもの。

しかし、グラノーラは糖質が多く、当然、ダイエットには向きません。グラノーラでダイエットをしたいと言う人は、おそらくグラノーラの糖質量を把握していないのではないでしょうか。

グラノーラの１食分は40gとなっているが

グラノーラは1食でどれくらい食べますか？

パッケージには、40ｇと書いてあるものが多い。でも、以前、分量をきちっと量って夫にだしたら、「これっぽっち？」と言われました。たしかに、男性に40ｇじゃ少なそうだ。

男性20人に聞いたところ、80ｇ食べている人が多かった。80gで計算すると、カルビーのフルグラの場合、糖質は50ｇになる。ダイエット中の人の1日の糖質量は130ｇ以下と考えると、50gはちょっと多い。

卵かけご飯と同じ糖質量

糖質50gというと、卵かけご飯（55g）と同じくらいの糖質量になる。それだったら、私なら卵かけご飯を選ぶ。その理由は、卵かけご飯の方が血糖値の上昇が緩やかだから。それに、グラノーラにはない栄養素（亜鉛、ヨウ素、ビタミンKなど）もとれる。なにより滋味あふれる味で心が喜ぶ。

グラノーラは楽しい食べ物だけれど、栄養面を考えたら、卵2個使ったスクランブルエッグのほうがよっぽど安くて栄養豊富。

輸入グラノーラの栄養表示に疑問

以前気に入っていたグラノーラは英国のLizi’s granola。表示された糖質も少なく美味しかったし、ビタミンを加えた人工的な味がないことも気に入っていた。今は国内で扱っている店がないらしいけど、先日入ったシンガポールのスーパーには、日本では見たこともない、何種類ものLizi’sのグラノーラを発見！

しかし、疑問なのは炭水化物の表示。30ｇ中、トータル炭水化物が14ｇ、食物繊維が4ｇ、糖質が3ｇ。これだけ見ると、糖質たったの3ｇで低糖質だって思いますよね。

でもよく見ると、あれれ、7ｇが行方不明です。

食品業界の人に聞いたところ「こういう場合の糖質は、14マイナス4で10ｇと考えるのがいいと思います」との回答。国内メーカーのグラノーラには、糖質量もきちんと表示されているが、輸入品は気を付けないといけないらしい。

それにしても、30ｇ中10ｇも糖質が入っているなんて・・・残念。その上、小さい字で他の糖の名前も印刷されている。

もっと低糖質でクオリティの高い、本格的な美味しいグラノーラないのだろうか。

ということで、自分で納得のいくグラノーラを開発しています。