清掃員の体重が落ちた理由

2020.08.17CONTENTS

清掃員の体重が落ちた理由

久しぶりの論文紹介です。

ハーバード大学の2007年の心理学雑誌Psychological scienceに
マインドセットマターという面白い論文が発表されました。

7つのホテルの86人の女性清掃員を2グループに分け
1グループには「みなさんの清掃のお仕事は良好なエクササイズであり医師の推奨量を満たしています。」
と伝えました。

もう一つのグループには何も伝えませんでした。
4週間後何が起きたと思いますか?

 

清掃の仕事についてお伝えしたグループでは
運動量が上が
体重が落ち
BMIが下がり
体脂肪率が下がり
ウエスト/ヒップ比が下がり
血圧が下がったので。

どうして???

これは素晴らしい実験だと思います。
何故なら、人の行動を変えるって最も難しいからです。

運動が体にいいと力説しても運動をする人は増えません。
それなのに「みなさんの清掃のお仕事は良好なエクササイズであり医師の推奨量を満たしています。」
と伝えただけで運動量が増えた!

 

自分達って、すごいんだ!
そう思えただけで考え方が変わり行動が変わる。

自分はここがダメなんだなと思うより
実はここは良く出来てるんだと思えれば
ブレイクスルーを起こすことができる。

人生がパッと輝きますね。
これは、何にでも応用できますよ~。

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。