ゴマは本当にカラダに良い?

2023.08.29 CONTENTS

ゴマって体に良い食材だって、な~んとなく知っている

でも、具体的に何が優れているんだろう

ゴマが体に良い根拠3つ

1つ目は、ゴマグリナンの抗酸化効果。

リグナンの仲間で、他にもセサミンが有名。

リグナンには、いくつかの類似体があります。

 

2つ目は、オレイン酸を含んでいること。

オリーブオイルと同様に、コレステロール低下や便秘改善が期待される。

しかし、現代人が摂り過ぎと言われているリノール酸も多いので

油に関してはプラマイゼロ

 

3つ目は、実はこれが最も説得力がある

中国の最古の薬物書「神農本草経」にある一文

「ゴマを食べると、心臓、肝臓、脾臓、腎臓や肺の機能を高め、肌や骨、脳にも活力を与え、年をとっても老いなくなる」

 

老いなくなるって!

中国4千年の重みがありますね。

1日大さじ2杯食べる

ゴマで定評があるメーカーのオニザキさんのサイトだと

1日に大さじ2杯がいいらしい。

 

う~ん、やはりなかなかの量

 

人参やほうれん草にはバッチリ

ヨーグルトにいれても美味しいですね。

ドレッシングと一緒に、野菜にかけるとか。

自分で擦って食べるのが一番

色々なゴマがありますが

まずはごま油

セサミンが多いごま油もあり、擦る手間もないから楽。

でも、なんでもごま油をかけてしまうのはちょっと抵抗あるかも。

 

ごま油は、60度で50日間保存しても、ほとんど酸化されません。

料理に向いてますね。

 

すりごまは、擦ってあるので使いやすいけれど、酸化は早い。

しかし、吸収はとても良い。

 

練りゴマは徹底的に細かく擦ってあるので、吸収はトップ。

でも、なんだか使いにくいのよね。

 

私の結論では、いりごまを買って、食べる時に擦る

これが一番安心で効果的でしょう。

 

ちなみに、黒も白も成分はほとんど同じ。

ナッツのクリーミー感が好きなので、私は白ゴマ派です。

 

 

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。