「知ってるつもり」のワナ

2017.02.25 ダイエット

 

ダイエットのこと、何でもよく知っている人、いますよね?でも、その人がやせているとは限らない。

本当に知ってますか?

ダイエットに成功する極意は 「それを食べて(食べないで)どう感じたか?」 に集中することです。実際に行動して、自分はどうだったのか?体調がよくなったか?胃が重くなったか?などなど、自分に聞いてあげてください。

東京大学の名誉教授・養老猛司先生が シンポジウムでこんなお話しされていました。現代は誰もがネットを利用し デジタルの世界に漬かって生きているから「実際の生命を見ずに、概念だけで世界をとらえている。」まさに、脳化社会ですね。

ダイエットでも同じ現象が起きています。「糖質を減らすとやせる」これは事実ですが、この概念だけが広まって、知ってるつもりになっている人が多い。あなたも「知ってるつもりのワナ」にはまっていませんか?

ダイエットの極意

「知ってるつもりのワナ」 この言葉は 私が尊敬しているビジネスコンサルの広岡先生から教わりました。私は本も勉強も好きで 知識のコレクターですが、こういう人ほど陥るのがこのワナ

「糖質を減らせば痩せるんでしょ?知ってるけれど、私は無理かも・・・」こういう人たちは実際に行動しないケースが多いです。行動すれば、PDCAサイクルを回すことが出来るから、どんどん自分だけのダイエット法が見えてきます。

「どう感じたか?」これがi一番たいせつなんです。「疲れが取れた」「頭がさえた」「体重が減った」体験で得たことは 次の行動につながります。ノウハウ本を10冊買うよりも価値がありますよ。

[merumaga]

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。