油はお友達

2017.10.16 ダイエット

みなさん油は積極的に摂ってますか?卵とコレステロールの話は以前書きましたが、

本当に?卵たべても大丈夫?

今日はオイルの話。
私は納豆、スープ、トマトジュースなどアマニオイルを加えています。
昔は油を「目の敵」にして夫にも「ちょっと!バター付けすぎ」とか「油を使わない料理だから安心よ」な~んて言ってました 笑

セミナーでは必ず聞かれます。「本当に油は控えなくていいの?」
はい、糖は控えて、油は気にせずです。そもそも私たちの体の約15%は油(脂質)です。

 

大学院に入ったころマウスちゃんの解剖の時に体の中は油っぽいな~って思ったことを思い出します。
ざっくり言うと体重70kgの人には約10kgの油が含まれます。
米袋2つ!!そんなに?案外あるねぇ~って思いませんか?

細胞膜もホルモンも私たちの体を構成する多くの成分が油から作られます。
つまり、私たちは結構な量の油をせっせと自分で作ってます。
ちょっとくらい食事で油をとっても合成量を減らせば済む話油の摂取の考え方は「持寄りパーティーが得意な奥様」に例えるとわかりやすい。
私の知り合いで自宅でステキなパーティーを開いてくれる女性がいます。
持ち寄りのパーティーってみんなどれくらい持ってくるかで主催者が作る料理の量が変わりますよね。
揚げ物ばかりだったら、私はサラダを作りましょう、と調整します。

油の体内合成イメージできましたか?
では、摂るべき油はと言うと亜麻仁油、エゴマ油ココナッツオイル、ギー・・・これはまたご紹介します。

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。