低糖質でも夜食べると太る?

2018.12.17 ダイエット

「私の料理が美味しいからって主人はどんなに遅くなってもうちで夕飯食べるのよ~」
こんな奥様のいるご主人一見幸せそうですが、実は、健康を考えるとアウト!
遺伝子レベルで体に悪いのです。

栄養にも病気にも時間が関係しているんじゃない?と思ったことありませんか?
小さい子供が夜更かしするのはよくない、とか
頭のいい学生は朝食を必ず食べているとか

今この「時計栄養学」に注目が集まっています。

 

英語で言うとchrononutrition

私たちの脳には約24時間周期の時計が入っているそうです。
(以前は25時間と言われていましたが、サイエンスの論文では約24時間となっていました)

そして各臓器にも時計があり、毎日脳の時計の号令で時間合わせをしているそうです。

ところが体内の時計はいろんな要素に影響を受けやすい。
影響の大きな要素は・光・食事の2つです。

糖質制限をしているのに何故やせないんだろう
その答えの一つは夕飯を食べる時間かもしれません。

朝昼夕とある程度常識的な時間に食べる
これだけで時計遺伝子も正常になり痩せる人が意外と多いです。

 

11時に帰宅して完璧な糖質抜きの食事をしても
時間栄養学的にみると遺伝子の働きがずれてしまい
太ったり病気になりやすくなる。

職種にもよると思いますが食べる時間も考えてほしいと思います。

あなたは何時に夕飯を食べていますか?
どうしても遅くなる時は19時くらいに茹で卵2個くらい食べることで影響が減るそうです。

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。