アートは予防医学に役に立つ

2019.06.03 健康・美

アートなんて言うと興味ないと思う人もいるでしょう。
でも、アート、芸術は「人の表現行動」です。
美しいえんどう豆を見たらこの緑をそのままスープにしたいと、思う人がいたりえんどう豆を水彩画で描きたい人もいる。

 

人は心の中に沸き上がったものを何らかの方法で表現したいと思います。
嬉しい時は口笛を吹き、悲しい時は膝を抱えてうつむく。
そして、表現することで癒されたり区切りをつけて前進します。

歌ったり、踊ったり、演じたり、彫ったり、スポーツもアートの一つですね。
勝ち負けも楽しいけれどスポーツを通して仲間に愛を伝える自分。
悪くないな~と自分をほめてあげる!
仲間をほめたたえ、ハイタッチする!!

 

さて、あなたはどんな自己表現が好きですか?
しゃべる?食べる?アートは癒し。幸せ感につながり、ホルモンバランスもよくなります。

なんと言っても創作意欲が高まるので中脳も大脳皮質も活発になる。
今日、心の中に「人に伝えたい何か」が生まれたら
ぜひ、自分の好きな表現方法で表現してみて下さい。

自分が癒されるだけでなく、誰かを癒すことにもなると思います。

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。