熱中症対策と糖の関係?

2018.05.28 健康・美

先週「運動中には茶がイチオシ」に対して読者の方から貴重なご意見を頂きました。

「ハードに運動すると 運動中に足をつったり 熱中症になります。 その際の見解をお聞かせください。」

いい質問、感謝です!読者さんの運動量は、軽い運動派から、1日中サッカーをするアスリートまで様々だと思います。
夏に激しい運動をする場合、塩分と糖質の補給は重要です。塩分は、汗で失ったNaを補う、糖は、腸管からの水分吸収を促進する。
糖類量はメーカーによってまちまちです。

1リットルあたりの糖は、OS-1は25g、ポカリスエットは60g、私はOS-1を選びます。
スポーツドリンクの糖類は吸収が速いので、一気に飲むと、一気に血糖値があがり、その後急激に下がるので、カラダに負荷をかけます。

糖類の少なめのドリンクに、お茶を少し持っていくといいと思います。
どうしてお茶にこだわるかと言うと、運動+カテキンで脳細胞が増えるからです。

塩飴でも梅干しでも、好みの塩分をもって出かけましょう。

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。