大麦の健康効果が意外と大きい

2020.02.20CONTENTS

大麦はむかしからある身近な食材ですが、最近、静かなブームになってきています。

その理由はβ-グルカンという食物繊維の健康効果

「ご飯に混ぜるだけ」というお手軽な大麦、食生活に組み込まない手はありません。

大麦の豊富な食物繊維が美腸をつくる

大麦の一番のウリは、私は腸内環境の改善だと思います。

水溶性食物繊維がたっぷりはいっているから、善玉菌のエサになって、善玉菌の数が増える。

そうすると、短鎖脂肪酸という物質が善玉菌から産生されて

  1. 脂肪の合成を抑える
  2. 脂肪の蓄積を抑える
  3. 腸粘膜の保護
  4. エネルギー消費アップ

など、うれしい効果がてんこ盛りです。

腸が健康になると、美肌、炎症を抑える、アレルギーを抑える、などの効果も期待できます。

大麦は免疫を調整する

今一番求められていることは免疫力!

β-グルカンはマクロファージなど免疫細胞を活性化する効果が認められています。

大麦は血糖値を抑える

食物繊維の特徴ですが、血糖値を抑える研究結果があります。インスリンの分泌を調整する効果もあるようです。現代人は甘いもので無駄に膵臓を酷使してますからぴったりですね(私もそう)

大麦は食欲を抑える

いつまでも胃の中に留まり、満腹感が続きます。だから吸収もゆっくりになるんですね。「ゆっくり吸収」は健康の土台です。

大麦は抗腫瘍効果がある

腫瘍細胞の増殖を抑えるという論文がでています。

このほか、コレステロールを抑える効果もあります。

1日大麦を30-35g食べる

論文を読むと、大麦を1日30-35g食べると、β-グルカンという食物繊維が3gとれるそうです。

1日3gという用量の研究が多いので、まずはこの量を目指しましょう。

古くて新しい大麦、今後の展開も楽しみです。

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。