温泉ヘルスツーリズム

2019.04.29 健康・美

GWが始まりました!このメルマガどちらでお読みでしょうか?
私が所属している日本温泉気候物理医学界から学術集会のお知らせが来ました。

その中で気になった文字は「ヘルスツーリズム」
この発想のもとはドイツの「クアオルト」という保養地です。

クアオルトには4つの要素があります。

・土壌  温泉や泥海

・海水  海風気候

・太陽  きれいな空気

・クナイプ式  クナイプ牧師の手法

4つ目のクナイプ式って何?と言う感じですが 笑
私の解釈では「自然豊かな温泉に行って健康になろう」ということ。

以前フィレンツェから電車で少し離れたグロッタ・ジュスティという洞窟保養地に一泊しました。
まさに、クアオルトの概念そのままでした。
洞窟の低温サウナや、泥エステ、静寂な時間、キレイな空気、美しい花々、森の散歩。身も心もリフレッシュでした。

日本国内でも「新・湯治」と称して各自治体がヘルスツーリズムに力を入れていますが「温泉はいって美味しいもの食べてリフレッシュしたね」という昔ながらの温泉の域をもう一歩出ていない。

 

普段と違う場所に行くと「海馬」や「扁桃体」が活性化され、脳は驚くほどリフレッシュします。
それだけでもストレスが減り自律神経が整います。

旅に出て、自然に触れ、土地の食べ物を食べ、温泉に入り、飲み過ぎない 笑

この発想で行けばどこでもヘルスツーリズムになりそうそんな気がします。
ハッピーなGW時間をお過ごしくださいね!

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。