ダイエットしても筋肉量は減らさない方法

2016.11.29からだ

 「ダイエットは成功したけれど、ちょっと筋肉落ちた気がする・・・」

これはダイエットあるあるです。もちろん、食事を減らす共に運動をするのが理想ですが、みんな忙しくて、なかなかそうはいかないもの。

筋肉量を減らさないで体重を落とすには、何に気をつけておけばいいのでしょうか?  

脳に働きかける

NEATって聞いたことありますか? 「うちの息子は家で携帯ばかりいじってて働きもしないで・・・」 それはニート 笑

NEATとは、non-exercise activity thermogenesisの略で、「運動以外で消費されるエネルギー」のことです。買い物に行く、お風呂を洗う、遠くの店に歩いてランチに行くなど、とても運動とは言えない日常の動きのことです。

ですが このNEATが多い人はずばり筋肉量が落ちにくい!こんな程度でって思いませんか?実は、これは脳と関連しているんです。

脳は自分の体の動きを24時間管理しています。そして、人間は「必要最小限度の筋肉」をつけます。筋肉が無駄に多いと、必要なエネルギーも多くなるし、体は重くなるし・・・生きていくためにはちょっと無駄なんですね。

たとえば、いつも車で移動する人の脳は「きみには筋肉必要ないよね」とバッサリ。筋肉は徐々に減っていきます。そうすると、基礎代謝も落ちて、徐々に太りやすくなるわけです。

ちょこまか動いて、脳に「筋肉減らさないで~」と常に訴えておきましょう。会社では階段、駅も階段、ジムに行かなくてもスリムなボディが実現します。 

できる人は負荷をかけた筋トレ

女性は男性に比べて筋肉がつきにくいのですが 抵抗のない人は筋トレに挑戦してください。男性はトレーニングに比例して筋肉が付くので 逆にやらないのはもったいない。家でできる筋トレもありますが まずはジムでトレーナーさんに教わることをお薦めします。

負荷をかけたトレーニングがいいのは 筋肉が「損傷と治癒」を繰り返すことで どんどん肥大するからです。

ここで重要なのが 運動後30分から1時間の間にアミノ酸を補うこと。BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)という表示のあるアミノ酸飲料を飲むか、家に帰ってお肉屋お豆腐などのたんぱく質を摂りましょう。  

運動で筋肉が合成しやすくなると同時に、分解して壊れていきます。アミノ酸を取ることで、合成を促進させて、プラマイプラになるようにすることが、筋肉を減らさないコツです。

自分に合った体の動かし方を知る

NEATを上げる日常の動きにしても、負荷をかけたトレーニングでも、一番大事なことは何だと思いますか?

それは「自分が楽しいかどうか」です。お金を貯めるのとまったく同じで、自分にあったやり方を見つけるのが重要。

体の動きが少なくても、楽しければ続きます。「コツコツ」自分に合った動き方をさがしてみましょう!

[merumaga]

武藤順子

AUTHER武藤順子

運動と脳とキレイを科学する女性研究者。武藤順子予防医学研究室室長。薬剤師・体育科学博士。医薬翻訳会社経営の傍ら、経営者のダイエットコーチングもサポートしている。